塗装工事はまず足場の仮設から始まります。

朝から組み始め、午後15時頃には設置が完了します。

その後下地処理に取り掛かります。

高圧洗浄機を使い外壁や屋根の汚れ・剥がれをとります。

外壁材や屋根材自体がきれいになっていないと何の塗料を塗っても剥がれてしまいますので、大切な下地処理の一つです。

高圧洗浄後、塗装をしない部分(玄関や窓)をビニールで覆ったりシートを敷いたりする「養生」を行います。

養生を行うことで塗料の飛散を防ぎます。高圧洗浄によって剥がれた塗料の飛散も防ぐことができます。

シーリングは劣化すると、クラック(ひび割れ)や剥がれが起きます。放っておくと、クラック（ひび割れ）や剥がれた部分から雨水が侵入し、建物内部の腐食に繋がります。

サイディングの壁は打ち替え、窓まわりは増し打ちで施工します。

今回は「ジョイントエンペラー」というシーリング材を使用しました。

耐久性と耐候性に優れており、汚れ防止機能も備えている材料です。

こちらの写真を見てわかる通り、サイディングの壁が劣化し、チョーキング現象が起きています。

放っておくと、外壁がサイディングの壁が、写真のように剥がれてしまいます。

施工前の外壁は色あせしてチョーキングが発生していました。

チョーキングとは塗料の防水効果がなくなり、手で触った時に白い粉が付く現象を言います。

チョーキングの他にサイディングの剥がれも見られました。

早急な塗装工事が必要ということで、

今回は関西ペイントの「コスモシリコン」を使用して塗装を行いました。

この塗料はシリコン樹脂塗料で耐久年数は約8年〜10年と言われています。

写真で見てわかる通り、モニエル瓦の屋根の塗料が剥がれ、劣化し、放っておいたところに、何かが風によって飛んできて衝撃を受けたため、穴が空いてしまいました。

今回の工事で穴が空いた箇所は瓦を差し替え、関西ペイントの「マイティーシリコン」を使って塗装をしました。

きれいなお家に生まれ変わり、施主様に喜んで頂けたので良かったです。

大切な建物を守るために定期的な塗装工事をお勧めします。