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日当たりの悪い場所や、北側のジメジメしたところには、藻やコケ、カビが生えやすいです。
みなさんは、藻、コケ、カビの違いはご存知ですか?
わかるようで、わからないような・・・という方もいるかと思います。
今回は、それぞれの違いをお教えします!
こちらは、カビのお写真です。
カビには、青カビ、黒カビ、赤カビなど、色の特徴で表現されています。どの程度の湿度なのかで、カビの色が変わってきます。
隣の家との距離が近く日が当たりにくい場合や、近くにもの(物置や植栽など)があり日が当たりにくい場合など、ジメジメしやすいところに発生しやすいです。(※湿度が低くても発生するカビもあります。)
換気をしっかりとし、風の通りを良くしてあげることで、カビの発生を減少させることができます。
住人の健康にも影響を及ぼします。空気中に飛散するカビが喘息や肺炎の原因となることもあるので、小さな子供やご高齢の方が住んでいる場合は、特に注意が必要です。
こちらは、藻のお写真です。
一見カビのようにも見えますね。よく、道端のガードレールにも緑色の汚れがついているのを見たことはありませんか?それもほとんどが藻です。
藻とは、酸素発生型光合成を行う生物のうち、コケ植物、シダ植物、種子植物を除いた生物の総称のことです。
文字で見ると少し難しいような曖昧な定義ですよね。
最初はうっすらと生えていて、藻が透けて外壁が見えます。しばらく放っておくとどんどん密度が高くなり、緑色が濃くなってきます。
表面に生えているので、すぐに対処しなければいけない訳ではありませんが、美観的にはあまり好ましくないですよね。
こちらは、コケのお写真です。
カビと藻は、写真を見ているだけでは違いを見分けるのも難しいかもしれませんが、写真でも違いがわかりますよね。
コケは、根、茎、葉の区別がなく、維管束がありません。葉のような緑色の部分は葉状体と呼ばれます。そこから水を取り入れて、日陰の湿ったところに生えます。
カビ、藻、コケに共通して言えることは、ジメジメしているところに生えやすいということです。
風通しを良くしてあげたり、掃除してあげることで、生えにくくすることは可能です。
みなさんも、一度、家の周りにカビや藻、コケが生えていないかチェックしてみてくださいね!