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普段、上からなかなか見ることのない屋根。
たまたま2階から覗いて見たらサビていた!!と気付くことがあります。
なぜ屋根はサビてしまうのでしょうか?
サビてしまうメカニズムをお教えします!
この8枚の写真をみて気づくことはありませんか?
そう、この8枚の写真に共通するのは、全て金属系の屋根(銅板)だということです!!
屋根には、スレート系、セメント系、粘土系(瓦)など様々な種類がありますが、この金属系(銅板)は特にサビに注意が必要です!
さびにくく、最も安くて経済的な屋根材として金属系(銅板)の屋根は使われてきました。
接する素材との組み合わせで劣化が早くなると言われていますので、要注意です。一度サビてきてしまうと、健全な部分にもサビが広がってきてしまいます。放置してしまうと、最終的には穴が空いてしまうこともあります!
屋根材をはじめ、建物には多くの鉄が使用されています。
鉄部分にサビが生じてしまうと、鉄そのものの劣化が起こり強度がなくなってしまいます。
場所によっては建物の安全性にも関わってきますので、中が必要です!
美観にも大きく関わってくる部分なので、できるだけ早めに対処した方がいいですよ。
そもそもサビとは、どのようにして出来るのか知っていますか?
サビは「腐食」です。
少し難しい話になりますが、
ほとんどの金属は自然界の酸化物や硫化物の鉱石から人為的に作られた物質です。
その金属が待機中で自然にかえるイオン化現象のことを腐食というのです。
鉄は、水や空気に触れることでイオン化します。この時のイオンが大気や水溶液に溶け出し、残された電子が腐食電流として流れることでサビが進行してしまうのです。
代表的な鉄のサビの色は、茶色、茶褐色、黒、黄などがありますが、厚さや結晶の大きさによって、色が変わってきます。
屋根だけでなく、雪止めや、フェンス、公園の遊具など、至るところでサビを見ることもあるかと思います。
激しくサビている場合、サビて塗膜が剥がれ、尖っている部分が手に刺さり怪我をすることもあるので気をつけてくださいね!
安全・安心して過ごすためにも、サビはできるだけ早めに対処しましょう!!