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外壁塗装では、塗料を塗る際に、ある面にはAの塗料を。また別の面にはBの塗料を。そして瓦には塗料は付けないように。といったように、職人さんの腕の良しあしで仕上がりが変わってきてしまいます。
そして外壁塗装が丁寧に仕上がるには、養生の大切さが不可欠となります。
【養生】とは、塗料が飛んだり垂れたりして建物を汚さないように、サッシや窓などをビニールで覆うことです。
養生の出来によって、仕上がりが変わってきます。外壁を塗り替えて綺麗になったはずが、なぜか雑に見えてしまう・・・それって養生がいい加減なのかもしれません。
養生テープを真っ直ぐに貼ることで、境界部分の塗装がぴしっと整います。美しさが違います。
テープを真っ直ぐ貼ればいいだけなので簡単!と思う方もおられますが、壁は凸凹しています。見ているのとやるのとでは雲泥の差です。どうせなら、丁寧な職人さんにやってもらいたいですよね。
養生する場所は、窓・サッシ・玄関・車など、塗装する部分の周辺にある物が中心ですが、業者によって養生範囲も異なります。
御社でお願いしている業者さんは、床や階段・地面などあらゆる場所を養生します。丁寧な養生で、お客様の信頼度も変わります。
万が一、養生が出来ていないところに塗料が飛んでしまった場合でも、専用の溶剤を使って落とすことができます。
養生を丁寧にすることで、窓サッシに塗料が飛散するのを防ぐことができますが、窓が塞がれている状態が続くので、工事中は窓が開けられなくなります。
塗装工事は、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの三回塗りが基本で、それぞれの塗りの後に乾燥の時間の入りますので、数日間は窓が開けられなくなります。
塗装期間は基本的に窓を閉め切り、場合によっては雨戸も閉めています。
昼間でも光が入らないので、電気を付けなければいけません。
ただ、養生の仕方によっては、多少の空気を通せるやり方もありますので、どうしても耐えられないかたは、塗装業者に相談してみるのも良いでしょう。
★養生用ポリシート&マスキングテープ
主に窓枠の養生で活躍する養生用ポリシートは、マスキングテープとセットで使われます。一般的なビニールより特大サイズの養生用ポリシートと、布テープより粘着力の弱いマスキングテープを使用します。窓枠全体をビニールで覆った後、窓枠を縁取るようにマスキングテープで留めていきます。